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第8回ワークショップレポート [稽古内容]

西田了先生の演劇ワークショップ 第8回 レポートです。月一回 第3日曜日、8ヶ月に渡って開かれたワークショップもとうとう最終回です。

この日は千葉のアマチュア劇団に入ったばかりの若い女性と、そのお母様がゲストです。

まずは、いつものように入念なストレッチ。
そして、呼吸法、発声。

演習1 コップ(無対象行動)

目の前の床に水が一杯に入ったコップがあります(もちろん実際にはありません)そのコップを水をこぼさないように持ち上げ、また元に戻すという演習です。

コップと水に十分集中します。

簡単そうに見えて、なかなか実感を持ってやるのが難しい演習です。

演習2 石(無対象行動)

床に大きな石があります(もちろん実際にはありません)その石を両手で持ち上げます。

石に集中します。これもなかなか難しい。

ここからは、私なりの演習の解釈です。

要は、コップや石な存在をどれだけ信じられるかということでしょう。誇張してそれらしくやるのは簡単です。しかし、本当にコップや石を感じ、実感を持つには、現実的な動機や目的が必要です。

「私はなぜコップ(石)を持つのか?」

さらに、

「今はいつで、自分は何者で、ここはどこなのか?」

という具体的なイメージによって、行動のいわば「器」を作り出すのです。器がしっかりしていれば、器の中に自然に感情が溢れ出します。それが実感なのではないでしょうか。

ある子役は悲しい演技をする時に「お母さんが急にいなくなったら」と想像するのだそうです。すると自然に涙が溢れてくると言っていました。これも「器」です。私たちは子役よりも経験が豊かなはずですから、台本の状況をあらかた理解できます。その状況を強くイメージすれば、自然に感情が溢れて、本当の動作が伴うのでしょう。

舞台の上で演じられていることが、現実的なものであろうと、逆に荒唐無稽なものであろうと、見えないコップや石を信じるように、演じる私たちがその状況を信じなければ、舞台上の出来事を観客に信じてもらえるはずがありませんよね。

演習3 「笛」(田中千禾夫 作)

前回と同じ演習です。
同じところを5回繰り返しました。繰り返すうちに、それぞれの台詞の深みや相手への掛け方の度合いが変わって行きます。

それぞれの人物の置かれた状況をイメージし、自然に湧いてくる感情を載せてセリフを言います。どう言えば相手にその感情が伝わるのか、セリフ自体は変わりませんが声の五要素や力点の工夫によって、より効果的に伝えるにはどうすればいいか考えます。
相手がセリフを返します。
今度は、相手のセリフによって湧き起こる感情を確認しながら、とりわけ宝くじの当選金を「待つ」という特殊な状況下のそれぞれの思いに寄り添っていくと、何か役者の思いがつながって「待つ」人々の空気が出来あがっていくのが分かります。なるほど、演劇の場面というのはこうやって作るものなんだと、少しだけ演劇の深みに指先を入れた気になりました。

舞台の上のことを信じるのは役者個人でとどまりません。こうやって、信じる力がつながることで、舞台を包み込むような空気感とエネルギーが生まれるのだと思います。


うーむ、特に今日は、最終回にふさわしく深みのあるワークショップだったような気がします。

ゲストのお2人お疲れ様でした。よろしければ、また遊びにいらしてください。

それから、西田先生。8回のワークショップありがとうございました。今回学んだことをこれからの芝居に生かせるよう精進いたします。

講読いただいた皆さん、お付き合いいただきありがとうございました。
私自身が先生の話の内容を消化できず、苦し紛れに勝手な解釈を混じえてレポートしてしまったところも多々ございます。ですから、分かりにくい点はすべて私の責任です。何卒、ご容赦願います。

今後も西田先生には月に一度、稽古場に足を運んでいただき、12月公演の稽古をご指導いただく予定になっています。

     座・劇列車広報担当 Q


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稽古風景 [クロスロード]

みんなセリフも7割程度はいったでしょうか。刀を差したり、浴衣に着替えたり、工夫をして稽古に臨みます。でも、まだまだ気持ちが足りないですねえ。

たまには、稽古風景でも掲載しますか。







すべて1場の稽古風景です。どうです?
面白そうでしょう。ぜひ、稽古場にも遊びに来てください。
タグ:芝居 四街道
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子役決定! [クロスロード]

1場の冒頭で手鞠唄を歌ってくれる元気な子供たちが、初めて稽古場に来てくれました。みんな四街道ミュージカルで舞台を経験している子供さんたちです。

2場で「ささのはさらさら」と「七夕」を歌ってくれる団員のお孫さんを入れると子役は全部で7人。

子役のみんなには3場冒頭にも出番があります。先生に引率された子供たちの役です。ここでは歌はありませんが、セリフがたくさんあります。先生役も子供のひとりのお母さんにお願いしました。

しばらくは別々に稽古をして、公演が近くなってから合わせることになっています。チラシの写真を撮影してしばしお別れ。次回が楽しみです。