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第4回ワークショップレポート [稽古内容]

5月15日(日)に第4回ワークショップがありました。
今回はゲストとして、西田先生が劇団あすなろを主宰していらした頃の知り合いの方がお2人(女性)参加してくださいました。人数が多いとワークショップは盛り上がりますね。先生もいつもより張りきっていらっしゃったような……。

最初は体操、ストレッチ、呼吸法、発声です。

次は「ういろう売り」
先生の先読み(リード)の後についてみんなが読みます。
「ういろう売り」はほとんどの劇団員が暗記していますけど、先生のテキストには息継ぎの箇所に線が引いてあるので、自分の息継ぎのタイミングと微妙にズレが生じます。どんな役にもその人物の思いがあり、それにしたがって息継ぎがあるので、息継ぎのタイミングを役者の都合で変えてはいけないそうです。この練習は台本の読点(息継ぎ場所)に合わせて台詞を言う練習です。

お馴染み「魚鳥木」
さすがに3回目だけあって、なかなかミスをしません。驚いたのはゲストのお2人の反応の早さ。最初からノーミスでした。これも芝居に必要な反応力を高めるための練習だそうです。

ひとりジャンケン。
これまた毎回お馴染み。
デュアルタスク(同時に2つ課題をこなす)というのは、芝居の大事な要素ですね。認知症予防にもなるそうです。

右手はグーチョキパー。左手はそれに負けるように、つまりチョキパーグーの順で同時に出します。しばらくやったら、今度は左手を勝つ手に変えます。またしばらくやったら左右入れ替えてやってみます。馴れると何も考えずにできるようになりますが、むしろ一回ごとに右手がグーだから左手はチョキなどと考えながらやった方が脳の刺激になるかもしれません。あくまで私見ですが……。

○実習1 ことば

これまでワークショップで繰り返しやってきた力点の実習の復習です。
先生から、どういう状況で発せられた台詞なのかを想定して台詞を発することが大事だと説明がありました。
「ここでできてもねえ、本番になるとできなくなってしまうんですよね。やっているつもりなんでしょうけどねえ」という厳しい指摘も……。

これも私見ですが、この稽古は最初は何となくできているような感じがしました。おそらく先生がおっしゃる「フィーリング」つまり感覚でやってしまっていたのです。ところが、回を重ねるうちにどんどん難しくなってきます。自分でも新鮮味のない、ぼやけた言い方であることが分かってきます。そうなると状況をしっかり想定して、人物像も作り上げないと前に進めなくなります。先生が常におっしゃる「フィーリング」でやってはいけないということの意味が少しだけ実感できました。

○講義1 言語の五大要素

これも先生のお話の中に繰り返し出てくる内容です。すでにレポートの中で詳しく紹介してありますので、ここでは省略します。

私たちは普段の生活の中で、様々な要素を駆使して実に豊かな言語表現をしています。それなのに台本となると貧しい表現しかできない。これもまた台詞の分析を怠って、感覚だけで台詞を言おうとしているからなのでしょう。
この講義はワークショップの前半の要(かなめ)になる内容だと思います。

○実習2 詩の朗読

高村光太郎の「あどけない話」を朗読しました。精神を病んだ智恵子が、夫の光太郎に「ほんとうの空が見たい」とねだる、という内容の詩です。

私ごとですが、中学生の頃「智恵子抄」を読んで、この詩をはじめ「レモン哀歌」「樹下の二人」などいくつかの詩を暗誦しました。詩という小さな言葉の器の中に、智恵子への愛情があふれていて、詩というものの存在を私に教え、また自身が詩作をはじめる契機になった作品でした。

あどけない話  高村光太郎

智恵子は東京に空が無いという
ほんとうの空が見たいという
私は驚いて空を見る
桜若葉の間にあるのは
切っても切れない
むかしなじみのきれいな空だ
どんよりけむる地平のぼかしは
うすもも色の朝のしめりだ
智恵子は遠くを見ながら言う
阿多々羅山の山の上に
毎日出ている青い空が
智恵子のほんとの空だという
あどけない空の話である

最初の人が「どんより」の前まで朗読し、次の人が残りを読みます。このように回して、二回目は一回目に読まなかった、もう半分を朗読します。

短い詩ですけど、光太郎の妻への深い思いを込めるのはなかなか難しいです。あまり濃く表現してもあざといし、かといって淡々と読むのももったいない。飲みやすくて、深い味わいを残す飲み物みたいに読みたいと思うのですが、どうやればいいのか。詩の朗読ってむずかしいなあと、たぶんみんなが思ったところで今日も時間です。

ゲストのお2人どうもありがとうございました。ぜひまた遊びにいらしてください。


ゴスペル公演の御案内 [団員の活動]

劇団員飯塚さんのゴスペル公演です。

次の公演の主役飯塚さんがゴスペル公演に出演します。

IMG_20160514_0001 (724x1024).jpg

公演名 GOSPEL&POPS~Encounter~

期 日 2016/6/5 sun  13:45開場 14:00開演

会 場 千葉市生涯学習センター 2階ホール
    千葉市中央区弁天3丁目7-7
    ※千葉市中央図書館に併設の施設です。

入場料無料 

主催者&問い合わせ 07064521150(立原)

(以上チラシより)




タグ:Pops Gospel
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第3回ワークショップのレポート [稽古内容]

遅くなってごめんなさい。
西田先生のワークショップ(第3回)のレポートです。

いつもの基礎訓練(ストレッチ、呼吸、発声)をやりました。

先生のお話。
「台詞の言い方は劇団によって違います。それぞれの劇団の台詞回しがあり、それが劇団の個性になっているのです。だから座・劇列車にも、あの台詞を聴き、あの芝居を見るためには四街道に行かなくちゃと思われる劇団を目指してほしい」

〇実習1 アイスブレイク
・グループジャンケン
2つのグループに分かれてジャンケンの団体戦。背中に回した手でリーダーが合図を回して、次に何を出すか相談します。みんなで揃ってジャンケンポン。あいこだと間に合わず、てんやわんや。
・魚鳥木。
だんだん魚、鳥、木の名前が思い浮かばなくなります。追い込まれる感覚が新鮮です。
※詳しくは第1回ワークショップを御覧ください。

〇実習2 課題発表
それぞれ自分の誕生月をパントマイムで表現し、他のみんなで当てます。どうしてもジェスチャーになってしまいますね。

〇実習3 パントマイム
・コップ 
液体がいっぱい入ったコップをこぼさないように持ってテーブルに置き直す。
・ドア
ドアを開けて入るだけなんだけど。なかなか難しい。
・木
木に触り、叩き、抱きつきます。誰かが近くを通って見ているのに気づく。立ち去った。その時々の感情を表現。

〇実習4 力点のトレーニング~ことばのどこに力点をおくか~

テキストの台詞を、傍線部に力点をおいて言うレッスン。第2回でもやりましたね。

例 「あなたが 何をしたいのか 私には 全然 わからないわ
あなたが 何をしたいのか 私には 全然 わからないわ」
「あなたが 何をしたいのか 私には 全然 わからないわ」
「あなたが 何をしたいのか 私には 全然 わからないわ」
「あなたが 何をしたいのか 私には 全然 わからないわ」
「あなたが 何をしたいのか 私には 全然 わからないわ

ポイント
・どういう状況で発せされた台詞なのか想像する。
・力点を入れることによって、ニュアンスが変わることを感じる。

応用
・与えられた台詞を分析し、どこに力点をおいて話すべきかを台詞の読み合わせの中で毎回試してみる。
・どの劇団にも台詞のリズムがある。そのリズムを感じながら読み合わせに臨む。
・読み合わせの中で、台詞を何度も繰り返すことで台詞をふくらましていく。
・台詞の表現が、テーマや役としての一貫性に沿っているか気を付ける。
・力点だけでなく、「言語の五大要素」に気を付けながら、台詞を研究していく。

〇実習5 感情表現トレーニング~感情を込めた台詞を言うには~

指定された感情を込めて、台詞を言う。

例 (好きという気持ちを込めて)女性 あんたなんか大嫌い。 男性 おまえなんか大嫌いだ。

ポイント
・誰が誰に向かって話しているのか(どういう状況なのか)イメージする。
・(例の場合)なぜ好きなのに反対の表現をするのかを想像する。
・感情や意志が台詞(動作も)を生みだしていることを意識する。

今回もレッスンに夢中になって写真撮るのを忘れていました。写真がなくてすいません。
毎回、初心者の皆さんにも十分に楽しんでもらえる内容になっています。人が少ないともったいないので、興味のある方はぜひ御参加ください。申込みは劇団事務所まで。

劇団事務所
電 話 090-4542-5214(入村) 
メール zagekiresha@gmail.com

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